(´・ω・`)ノシ

なんだか、どんどん症状が悪化してるような気がしますが如何?
しかもどこかで見たことあるよ、この話www

SSは例によって↓からどーぞ!


 ガキの頃に読んだ、未来から来たネコ型ロボットが云々、とか言う漫画の中に出てきた台詞に、『お前のモノは俺のモノ、俺のモノも俺のモノ』なんてシロモノがあったことを何故か俺はよく覚えていた。
 その台詞も、俺の目の前の団長様にかかれば、『あんたのモノはあたしのモノ、あたしのモノはあたしだけのモノ』なんてことになっちまうらしい。
 つまり、昼休みの教室で俺が今、何を言いたいのかというと、ちょっと席を外した隙に、ハルヒが俺の弁当を旨そうに喰っているところだったのだ。
「だからハルヒ! どうしてお前はそうやって勝手に俺の弁当を喰っちまうんだよ? 知らない人の弁当なら食べないとか、そういう屁理屈はもう聞きたくないぜ」
「だって、お腹空いてたし、キョンのお弁当ってなんだかスッゴク美味しいんだもん」
 慌てて取り返したものの、もう既に三分の二以上はハルヒの胃袋へと吸い込まれてしまった後である。
 残りこれだけで午後の体力が持つか? そんなことは俺に解るわけもない。
「そもそも、ハルヒはいつも学食で喰ってるんじゃないのか? 今日はどうしたんだ?」
「だって……お財布忘れちゃったんだもん、仕方ないじゃないの」
 いや、だったら先にそう言えよ、昼飯代ぐらい貸して――いや、貸したところで返ってくる保証すらなさそうだし、どうせ俺が集りに遭うことには違いない。

 さて、放課後。

 駄目だ……腹が減って力が出ない。なあハルヒ、今日はもう、帰ってもいいか?
「なにバカなこと言ってんの! ほらキョン、さっさといらっしゃい」
 拒否する権利なんてあるはずもなく、俺はハルヒにネクタイを掴まれて旧館三階まで引き摺られて行くことになるのであった。

 さて、部室に到着。
 例によって蹴破らんばかりの勢いでドアを開け放つハルヒ。

「あっ、涼宮さんにキョンくん、いらっしゃい。えへへっ、今日はご一緒だったんですね」
 メイド姿のスィートエンジェル、朝比奈さんがにこやかに語り掛けてきたところ、何故かハルヒは慌てて俺のネクタイから手を離すと、
「べ、別に一緒もなにも、キョンが今日サボる、だなんて言うから捕まえてきただけなのよ。特に意味なんてないんだからね」
 などと、何だか解らない言い訳めいたことを口走っている。
「おや、サボりだなんて尋常ではないですね。どうかなさったんですか?」
 古泉は心配そうに尋ねてきたが、例によってニコニコスマイル仮面状態なので、なんとも胡散くささ炸裂である。
「いや、昼飯の弁当の大半を誰かさんに勝手に喰われちまったんで、腹が減っては戦も出来ぬってところだ」
「ほほう、では今あなたに何か勝負を挑めば、ひょっとして僕にも勝機あり――ということなのでしょうか?」
 実際そうなのかも知れんが、それ以前に今お前と何かゲームの類をやる気力すら尽きてるんだがな。
「……血糖値が低下している。早急に糖分補給を行うべき」
 長門は冷静に俺の身体のことを診断してくれたようだが、それならそれで、何か食い物とか出してくれたりはしないのか?
「……ない。ごめんなさい」
 いや、別にお前が謝る必要なんってなくってだな、元はと言えばハルヒが俺の――、
「ああ、もう! さっきからグダグダとうるさいわね。……解ったわよ、冷蔵庫の中にあたしのプリンが一個残ってるから、それ食べてもいいわよ」

 なんだと? おいハルヒ、そういうことは先に言ってくれよな。
「イヤよ! だってあたしのプリンなのに、なんであんたに教えなくちゃいけないのよ」

 平然とそう大声で宣言されると、なんかハルヒの言うことがもっともらしく思えてくるから不思議だね。

「で、喰っていいんだな、ハルヒ?」

「もう……はい、どうぞ!」

 許可を取ったので、正々堂々と、俺は冷蔵庫から取り出したプリンを開封し、スプーンで掬ったその一口目を自分の口に放り込んだ。

 こ、これは?

 とろりとした感触が口の中で蕩ける。ああ、これが幸せって言うものなのだろうかね、なんて、大げさかも知れんが、旨いモンは旨いんだから仕方がないだろ。ま、結論としてはこうだ。

 うーん、おいちい!

「全くもう、キョンはお子ちゃまなんだから……」
 そういうハルヒは何故俺の方をモノ欲しそうに睨んでるんだろうね?
「べ、別に、一口欲しいとか、そんなこと言ったりしないんだから」
 やっぱり、欲しかったのか。
「お子ちゃまなのはハルヒ、お前の方だろ……ほら」
 俺はスプーンで掬った一口をハルヒに差し出した。

「ちょ、ちょっとキョン? 何のつもりなわけ?」

 いいから早く喰え。落としたりしたら勿体無いだろ。
「わ、わかったわよ」
 何故かハルヒは頬を染めると、目を閉じてスプーンをくわえ込んだ。

「んっ…………甘いわ」

 そりゃ当然だろ。と言いつつ俺も更に一口分を口に運んだ。
「って、ハルヒ……まだ欲しいのか。しょうがないな」
 さらに一口分、ハルヒに。
 しばらく交互に食べていたら、あっという間にプリンの容器は空っぽになってしまった。
 あーあ、なんか却って腹が減っちまった感じだな。
「そ、そうかしら……」
 当のハルヒは何故か満足気な様子だ。
 それにしてもお前にしては珍しいじゃないか。『あたしのモノはあたしだけのモノ』なんじゃなかったっけかな?
「だ、だって……キョンは……あたしだけの……」
 と、ゴニョゴニョと口篭ってしまったハルヒは、そのままプイっと向こうを向いてしまったのであった。
 何だよその反応は? 全くもって解らんな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「すみませんけど、あの、朝比奈さん……お茶、零れてませんか?」
「ふえっ? あ、やだ、わたしったら……わひゃっ! ひ~ん、熱いです~」
「……ちなみにあの二人も既に熱々」


なんか三人オチもイマイチな気がしてなりません。
ひょっとしたらしばらく休んだ方がいいのかな~?

でもまあ、続けられるところまではやってみますよ ノシ



3 Comments to “あたしの……”


  1. 911 — 2008/09/12 @ 00:32:38

    スレとチャットと感想が被ってしまいますがw

    キョン、どんだけ天然やねんwww
    しかし見ているだけで甘さたっぷり、お腹いっぱいになれそうです。
    ってキョンの腹が満たされないと意味がないわけですが。

    部室にいる3人にはお疲れ様としかwww

  2. 蔵人 — 2008/09/12 @ 03:45:18

    プリンあまww
    まあ気付かないのがキョンなんだけど3人にはご苦労様としかww
    うーん、休んでみるのもいいかもなあ。
    休めない人ですが、どうも書かないとすぐ錆びそうになる気がするんですよね。こういう感じですか?
    でも休んでみるののもいいと思う、煮詰まったらリセットも必要なんですよね。

  3. Gimma_Akito — 2008/09/12 @ 15:07:10

    まとめて返信失礼します。
    コメント本当にありがとうございます。

    >911様
    お疲れ様でしたw

    >>天然
    今日もフィルタ性能は抜群のようですw
    自分が書くと天然率が上昇してるようにも思えるんですがww

    >>お腹いっぱい
    傍で見てたら口から砂糖吐きそうですw
    教室でこのテロが行われたら被害甚大でしょうねwww

    >>3人
    オチの長門はもう少し気の利いたこと言わせたかったなあ~ orz

    >蔵人様

    >>気付かない
    ハルヒも深層意識的には『計画通り』ってことなのかな?
    まあお互い気付いてないのは大前提ですがw

    >>ご苦労様
    無意識にデレられた挙句に桃色空間に放り込まれるんだから
    ご愁傷様ですw

    >>休んで
    まあ、なんだかんだで再来週は物理的に更新が停滞すると思いますw
    ただ、それまではSS書き続けられるんだろうか? www



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