てなわけで、いつの間にやら8万ヒットですよ! どーなってるんですかこれ??
いや、こんなところにワザワザ訪問してくださってるなんて、実に勿体無いことですよ。
本当に感謝感激アメフラシ~ですね。
よって、恒例の過去拍手ラクガキ晒しSSなのであります。
某スレにも投下しました。つーか100スレに間に合って良かったwww
↓からどーぞ。
ここ最近は現実離れしたとんでもない事件も起こっておらず、かといって油断するわけにもいかないというのが、どうやらハルヒの傍にいる俺に課せられた使命であるらしい。
暇だからって何か面白いことでも起こらないか、なんてことを考えるのはアイツだけで十分だ。俺は静かに高校生活を過ごしたい、などと思っても、それが叶うわけもないのは最早言葉にする必要すらないだろう。
案の定、事件は忘れた頃にやってくるのだ。
その日の放課後、俺が文芸部室にしてSOS団のアジトに顔を出したところ、中にいたのは麗しのマイエンジェルでも読書大好き寡黙少女でもなく、何やら楽しそうにカメラらしきものを弄っている怪人ニヤケスマイル男だったのである。
「おや、涼宮さんはご一緒ではなかったのですか?」
「ハルヒならちょっと遅れるっていってたけど、その内ドアを蹴破って飛び込んでくるだろうぜ。ところで古泉、そのご立派なカメラはどうしたんだ?」
「ああ、これですか。実は機関に報告するための資料作成のために拝借したものなのですが……」
そう言って古泉はデジタル一眼レフのレンズを俺の方に向けてきた。ってこら、勝手に写すなよ。俺にだって肖像権を行使することは可能なはずだぜ。
「ああ、ご心配なく。実はこのメーカーのものだからと、記録デバイスを自前で用意してきたのですが、どうやらもう一段変換のためのアダプターを使用しないと接続できない様子でして……つまり、現在は撮影不可能、というわけです」
なんだ、そうだったのか。そういえばこのメーカーは独自のメモリカードを使ってたみたいだが、自社製品が直に接続できないなんてことがあるとはな。
「元々こちらの製品の系列に関しては、他社から買収した部門らしいので、どうもそのようになっているみたいですね」
どかん!
まさにその直後、部室のドアのいつもの悲鳴とともに、我らがハルヒ団長様の登場だ!
「みんな~遅れてごめん! って、なによ、キョンと古泉くんだけなの? まあいいわ、って古泉くんそのカメラどうしたの? ねえねえ、一枚撮ってみてよ」
と、俺を背後から羽交い絞めするように捕まえて古泉に注文する。って、今は撮影できないのをハルヒは知らないんだしな。
「では撮りますよ。……はい」
白々しくも撮影する素振りをする古泉であった。
カシャ!
って、アレ? 古泉、今シャッター切れなかったか?
「ええ、何故か撮影できてしまったみたいですね。妙です、記録デバイスを装着していないと撮影自体行えないはずですので」
ところで……古泉。
「なんでしょうか?」
ハルヒは……一体どこに行っちまったんだ?
「!」
つい先程まで俺の首筋に取り付いていたはずのハルヒの姿は、まるで煙のように消え失せていた。
「さて、いつの間にか部室の外にでも出て行かれたのでしょうか?」
それにしては、あの騒がしいハルヒが何の気配もなしに出て行くのは無理がないか?
「すみませーん、すっかり遅くなっちゃいました……あれ、キョンくんと古泉くんだけですか?」
丁度その瞬間に朝比奈さんのご到着だ。
「ああっ、朝比奈さん! ちょっといいですか?」
「ふえっ、あ、あの……何ですか、キョンくん?」
「今、ハルヒがドアから出て行くの、朝比奈さんは見てませんでしたか?」
「い、いいえ……わたしが来たときには、別に誰とも擦れ違わなかったんですけど」
「では朝比奈さんは、ご自分とは反対方向に涼宮さんが出て行かれるのも目撃されたわけではない、と仰るのですね?」
古泉の質問にも首肯する朝比奈さんであった。
「ええ、でも……涼宮さん、どうかされたんですか?」
俺と古泉はお互いに顔を見合わせた。って、俺が説明しなきゃならんのか、おい。
「いや、その……実はついさっき、この部室内からハルヒが急にいなくなっちまったんですよ」
「ふえっ? そ、そんな……涼宮さんが?」
予想通りに涙ぐむ朝比奈さんである。
と、突然背後から声が、
「……カメラ、見せて」
って、長門? おいおい、相変わらず神出鬼没だな。今までどこにいたんだ?
「コンピュータ研。それよりも、急いで」
「あの、このカメラがどうかしましたか、長門さん?」
長門は無言のまま古泉からデジタル一眼レフを受け取ると、サイドのパネルを開けて、中から一枚のメモリカードらしきものを取り出した。
「って古泉、お前さっき記録メディアは挿してないって言ってなかったか?」
「はて、おかしいですね。僕自身はこのようなモノを取り付けた覚えが一切ないのですが……」
「……『念動式不揮発性否定積型仮想二次記憶媒体』」
へっ? な、何だって、長門?
「『念動式不揮発性否定積型仮想二次記憶媒体』」
いやそのまま復唱されてもな。っていうか、その『粘土』だか『不発弾』だかのややこしい名前がそいつなのか?
「そう。『念動式不揮発性否定積型仮想二次記憶媒体』。涼宮ハルヒが召喚した亜空間生命体によって構成された、いわゆるコンピュータ用のメモリカード。機器の端子によって自らの接続形態を変更可能。現在はコンパクトフラッシュの形状をしているが……」
そういって長門は団長席のパソコンを起動し、そのメモリカードをフロントのパネルに近付けると……、
「な、何だ?」
長門の手の中のメモリカードは、俺たちの眼前で緩やかにそのボディを変形させて、いわゆる『USBメモリ』らしき姿になってしまった。
なあ、ひょっとしてハルヒの奴、このメモリの中に閉じ込められちまってるのか、長門?
「そう」
長門が取り付けた『USBメモリ』状の怪しげな機器はあっさりとOSに認識され、自動的にフォルダが開く。
「って何だ? ロックが掛かってるのか」
画面にはパスワード入力を促すダイアログの表示が。
「パスフレーズはアルファベットの大文字で四文字分。あなたなら解るはず」
何だよ長門、知ってるんなら勿体つけなくてもいいだろ、教えてくれよ?
「あっ、わたしもなんとなく解っちゃいました」
「僕も想像は付きますね。あなたももうご存知なのではありませんか?」
って、朝比奈さんも古泉も何でニヤニヤしながら俺の方を見るんだろうね。
やれやれ、もしこれで間違いだ、なんてことになったら自意識過剰にも程があるんじゃないか、などと思いつつ、俺は多分こうだと思われる四文字を入力した。
その瞬間。
「ふ、ふえぇっ! なんなんですかー? ここどこですか……」
毎度恒例となった朝比奈さんの反応、って長門、異空間に俺たちを転送するにしても、ちょっといきなりじゃないか、おい?
「わたしではない。先程のフォルダ内に設置されていた自動実行形式のプログラムが起動した模様……気をつけて」
だから、何にどうやって気をつけたらいいのかを教えてくれないか?
「まあ、おそらくはあなたの考えている通りではないかと。僕の方も以前と同じ状況だと判断可能ですので」
そう言う古泉は、既に掌の上に例のファイヤーボールを生成させていた。ということは……、
「さがって」
「ひゃうっ?」
長門は言葉と同時に朝比奈さんの襟首を掴んで俺の方に押し付けてきた。
必死に朝比奈さんの背中を受け止める俺だが、情けないことにバランスを崩して尻餅を搗いてしまう。
だが次の瞬間、直前に俺の頭があったらしき空間を、赤熱したエネルギーの奔流が薙ぎ払う。
「こ、こいつは?」
いつの間にか俺たちの目の前には巨大な一ツ目の亀の化け物がその姿を現していたのだった。
「なるほど、一眼レフカメラで撮影されたから『独眼の亀』というわけですか。なかなか駄洒落が利いてますね」
何を感心してるんだよ古泉! さっさと何とかしてくれ!
「了解しました」
そして、俺と朝比奈さんが長門バリヤに守られている間に、古泉は三発赤球を食らわして化け物亀を退治してしまった。
砂が崩れるかのように異空間が消滅し、元の文芸部室では、ハルヒがパイプ椅子に座って、長机で暢気に居眠りをしていた。
「やれやれ、しかし何でまた、あんな化け物と関わらなければならなかったんだ?」
「恐らく涼宮さんは、せっかくのあなたとのツーショット写真を記録できないという事態を無意識のうちに回避しようとして、あのような存在をごく自然に召喚されたのではないでしょうか?」
そんなモン、自然に召喚されたんじゃ、こっちの身が幾つあっても持たんぜ。
「では、後はあなたにお任せいたしますよ」
「えへへっ、キョンくん、しっかりね」
「……部室の鍵はこれ。戸締り、よろしく」
と三人とも逃げるように出て行ってしまい、残されたのは俺と寝ているハルヒの二人だけ。
ちなみに例のツーショット画像はパソコンから既に俺の個人用メモリカードにムーブしてしまい、ハルヒの目に付かないように元ファイルは消しておいた。
何故かって?
突然ハルヒに首を羽交い絞めされたんで、俺の表情がマヌケなことになっていたからだってことにでもしておいてくれ。
なに、この先ハルヒとは一緒に写る機会なんて山ほどあるだろうさ、などと思いながら、俺はついつい眠っているハルヒの髪をしばらく撫で続けていたのだった。
まあ、後でハルヒに「あんた、あたしが寝てる間に変なことしなかったでしょうね?」と問い詰められてしまったのもお約束なのかも知れんがな。
甘さは控えめ、非日常ネタをどこまで短く書けるかっていうのが
裏テーマだったりするってことは全然なくってw
しばらく書けない病だったのでちょっと無理が入っているというか
なんか開き直っちゃったんでこんな感じになってますw
そうそう、↓に70kHits記念ラクガキを忘れずに晒しておかないとw

お久しぶりです! ハルヒのパスワード…たぶん分かりましたよw
乙女って感じでいいですね!
ハルキョンさいこーww
>abc様
コメントありがとうございます。
SS自体が久し振りになってしまってすみません orz
>>パスワード
まあバレバレなんですがw
ちなみにデジタル一眼レフのメーカもバレバレな気がしますwww
余力があったらハルヒが目覚めたあたりの部分を追記したかった気もしますが
今はそれどころじゃねーwww
ようやくコメント出来る状況まで戻れたよww
ハルヒのパスワードがもう誰もが予測できるところまできてるのに本人だけはきっとバレバレなのがわかってないとww
ひらがなSSも面白かったけどやはり言葉遊びもしたいですね。ということでまたよろしくです。
>蔵人様
コメントありがとうございます!
っていうかPC環境着実に復帰中でしょうか?
>>バレバレ
実にユカイなんですがwキョンだけは腑に落ちないといった感じでしょうかw
>>ひらがな
いや、自分の冗談をあそこまで形にしてくださるなんて
さすが一流のエンターテイナーは違いますね!!
見習いたいものですが、最近は言葉遊びもなんか不発っぽくて orz
精進いたします! こちらこそよろしくお願いします。
まずは8万ヒットおめでとうございます。
さて、SSですが私もパスフレーズ何となく分かりましたwそんなことしなくてもキョンなら現実で言ってくれそうなのにw
8万ヒットおめでとうございます~!!
しかし生首ネタをそういう形で処理するとは、さすがw
裏テーマは結構上手く出来てると思います。事件自体はあっさりしてるのもソレっぽいですし。
パス……アレですね、例の悪夢の再現ですね。とかあえて言ってみるw
めがっさ返信遅れちゃったなんてレベルじゃねーですが
コメントどうもありがとうございます&まとめてで失礼いたしますw
>sksk1様
……アレ? なんか違ってます?
(きっと深く追求してはいけないに違いない)
>猪様
そうそう、『K』で始まる4文字……ってそっちかい? wwww
#ところで生首? 記事間違い?
(きっと深く追求してはいけないに違いない)
あ、8万のお祝い、ありがとうございます!>ご両人