みなさん如何お過ごしでしょうか?
こっちはダメ人間がダメダメな生活を送っております。
\(^o^)/
拍手コメント返信です。
いつもありがとうございます。
>コンスタンティン様
>>ハルヒが可愛過ぎてやばい
ヤバイっすよ~! もうPCの前で自分もゴロゴロですから。<アホ
さて、なんだかんだで大事な時期を迎えますよね。
お互い健康には注意しましょうね!
さて、書き終わるまでに散々掛かったうえに
投下タイミングを逸してしまってたSSなんですが
↓からどーぞ!
「あ、あれれ……どうしちゃったんでしょうか?」
その日の放課後、某有名カードゲームで古泉のデッキを完膚なきまでに粉砕していた俺の背後で、可愛らしいメイド服な先輩のビックリしたような声が上げられたのであった。
「朝比奈さん、どうかしたんですか?」
「ああ、キョンくん……なんだか冷蔵庫の調子、おかしいみたいなんです」
そう言って朝比奈さんが取り出した製氷皿の氷は全部水になっていた。普通に冷蔵していた飲み物やデザートの類も室温とほぼ変わりが無い。時期が時期だから良かったようなものの、これが夏場とかだったら悲惨なことになっていたに違いあるまい。
「なるほど、そういえばブーンって駆動音も気のせいかやけに大きいような感じがしませんか?」
「ええっ? そう言われると、なんかそんな気も……ふえっ! ま、まさか爆発とかしちゃったりするんじゃ?」
突然、自分の考えに怯えてしまう朝比奈さんである。ってそんな簡単に爆発なんかしないと思うんですが。
「ふむ、故障してしまったのでしょうか? 一応は修理に出すことを検討してみた方がいいかもしれませんね」
古泉も気になったのか、後ろから覗き込んできた。
しかし、修理ってもね。いっそ長門にでも診てもらう方が手っ取り早いような気もしたのだが、俺はあえてそれを口に出すことはしない。
「ちょっとみくるちゃん、あたしに見せてごらんなさい」
ほらみたことか、さっきまでネットで何やら調べ物していたハルヒの方が先にこちらに興味を移したのである。
で、長門は案の定、窓際の定位置でマイペースに読書を続けている様子だ。だが多分こちらの状況は全て把握してくれていると思っていいんだよな?
「こらキョン、あんたもそこどいて頂戴。なにボーっとしてんのよ?」
へいへい。
「もう、今時の機械はだらしがないんだから! まるでどこかの雑用係みたいじゃないの。気合が足りないのよ、気合ってモンがねっ!」
何か一言余計な感想を吐きつつ、ハルヒは冷蔵庫を手前に引っ張り出すと、側面に斜め四十五度の見事なチョップを叩き込んだ。っていきなり乱暴なことしやがるな、おい。
「ほら、誰かさんみたいに怠けてないでちゃんと仕事しなさい! 今よ、必殺――エターナルフォースブリザード!」
相手は死ぬ、ってか? とハルヒが物騒なことを口走りながら手のひらでバンバンと本体を数回叩いたかと思うと、先程の異常な動作音が僅かに減少したような気がした。
「ってハルヒ? まさか冷蔵庫本体にトドメを刺しちまったんじゃないだろうな?」
「な、なによキョン。そんなはず……ない……と思うわ……うん」
何故か語尾の方に行くほど自信なさ気な口調のハルヒだが、
「あ、でもなんだか、さっきより冷たくなってる気がします」
と、庫内に手を差し入れていた朝比奈さんが報告すると、
「みくるちゃん、ほんと? ほらキョン、冷蔵庫だって気合入れたらちゃんと直るじゃないの。あんたももう少しこの冷蔵庫を見習ってちゃんとしてちょうだいよね」
てな具合に得意気な態度に早変わりである。
やれやれ、ってな感じに嘆息した俺は、一つの視線に気付いた……長門か。
ハルヒはさっさと団長席に戻ってディスプレイに噛り付いていた。俺は気取られることなく長門の傍に立つと、声を低くして訊いた。
「非常に嫌な予感がするんだが――またハルヒが何かしでかしたのか?」
「そう」
長門によると、ハルヒが唱えたさっきの必殺魔法だか何だかのために、どういう理屈かは解らんが例の冷蔵庫に莫大な冷気が集中を始めたのだそうだ。
「ただし、効力は一時的なもの。三時間後には全てが元通りになり、あの冷蔵庫も再度故障する」
なるほど。ってことはさっさとこの場から避難した方がよさそうだな。
無言で頷いた長門に従うべく、俺はカードバトルを中断し、
「おい古泉……いや、そんなに顔をくっつけなくていい。実は赫々然々てなわけで、早急にこの部室から撤収すべきらしいんだが」
「なるほど、善は急げ、ということのようですね」
と、こっそり事情を告げて本日の団活をお開きにするように事を運んだのだった。
「あら古泉くん、もう帰る準備?」
「ええ、この後少々野暮用がありまして」
「ああ、もうこんな時間か。悪いハルヒ、俺も用事があるから先に帰るわ」
「ってちょっと、キョン? あんたまで何なのよ、もう!」
そこで長門も本を閉じて鞄に片付けると、席を立つ。
「有希? あんたも帰るの?」
頷く長門。
「もう、しょうがないわね……わかったわ。じゃあ、本日はもうお終いっ! みくるちゃんはさっさと着替える。エロキョンはとっとと廊下に出なさい!」
へいへい。って誰がエロキョンだ!
さて、全員そろっていざ下校、という段になって問題が発生である。
「あらっ? ……しまった、部室に忘れ物しちゃったわ。みんな先に行ってて。あたしちょっと戻ってくるから」
と言い残して駆け足で部室の方に戻って行きやがった。ってこら、マズいんだってば!
何の躊躇いもなく俺の足もハルヒの後を追っていた。理由? そんなもの今はどうだっていいだろ?
「ハルヒ!」
部室のドアから中に飛び込んだ俺に、ハルヒは意外そうな感じで反応した。
「って、なによキョン、あんたわざわざ付いて来ちゃったわけ? それに、そんな大声出さなくても聞こえてるわよ」
「お前……平気なのか?」
「はあ? なにわけの解んないこと言ってるの? ひょっとして、変なモノでも拾い食いしたんじゃない?」
って……あれ? 部室内はまだ特に寒かったりすることもない。ひょっとして長門が言っていた効力ってのはもう切れちまったってことなのか……まさか?
「キョン? もう、さっきからあんた変よ。って、あんたが変なのはいつものことだったわね」
ハルヒは半分呆れたようにそう言うと、鞄を肩に掛けなおして、ドアノブに手を伸ばした。
「おいハルヒ、ちょっと待て!」
「へっ? ……って、痛っ!」
ノブに触れた手を一瞬で引っ込めたハルヒ。
「ちょ、ちょっとキョン、何なのよ、これ?」
先程までなんともなかったドアの表面がいつの間にか真っ白に凍結されてしまっていたのだ――いや、ドアだけじゃない。窓も壁も天井も床も、全てが一瞬にして凍りついてしまっていた。
よく、素手でドライアイスを触ると火傷するなんて言われるが、あれは凍傷になっているだけのことだ。まあそれは置いておいて、今このドアノブに素手で触れようものなら似たような目に遭うことは確実だろう。
それに、これだけ凍り付いてしまっているとなると、掴めたとしても回すことなんてきっと無理に違いない。
「くそっ!」
俺は助走を付けて肩からドアに体当たりした――が、その衝撃を全身に受け止めた状態でまともに弾き返されてしまった。
「――キョン! 大丈夫?」
痛ぇなコンチクショウ! しかし、ビクともしやがらない、ってことは俺たちは閉じ込められちまったということになるな。
「……ど、どうしたらいいの?」
さてな、体当たり戦法はもう無駄だろう。三階から転落覚悟で窓ガラス側にやったとしても多分結果はさっきと変わらないだろう。
「ねえキョン……そもそも、一体なにが起こってるわけ?」
「さっきお前が冷蔵庫に変な魔法掛けたからじゃないのか?」
「もう、ふざけてる場合じゃないでしょ!」
ハルヒは自分の行為に全く自覚がないのか、俺の言葉を信用しようとはしなかった。
ふと俺は壁に吊るしてある温度計を見る。だがそれは、目盛りにはマイナス二十度まで記してあるものの、それ以下の値であることしか確認できないぐらいの役立たずでしかなかった。
さっき長門は何て言ってたんだっけ? 確か三時間後には元に戻るとかだったな。ってことは、あれから計算すると……あと二時間ちょっとはこのまま……いや、もっと冷えるってことなのか。
試しに電気ストーブのスイッチを入れてはみたものの、焼け石に水の正反対と言うか、全く熱源として効果がないことに俺たちは戦慄を覚えた。
「ねえキョン……」
「なんだ?」
「……寒いわ」
「ああ、寒いな」
「…………」
「…………」
「……ねえ」
「……さっきから何だ一体?」
「あんた、何とかしなさいよ!」
「何とかって……どうすりゃいいんだ?」
「あたしに訊かれてもわかんないわよ」
「だったら俺に訊かれても解らん」
「……役立たず」
「ああ――本当に役立たずだな」
「……バカ」
「へっ?」
「どうしてそんなに淡白なのよ、あんたは! なにをそんなに諦めちゃってるわけ?」
「……ハルヒ?」
「あたしは……こんなので凍え死んだりするのなんてイヤ!」
「…………」
「まだまだ遣り残したことはいっぱいあるし、言いたいことだって……肝心なこと、全然言ってないのよ。それなのに……こんなのって」
あれだけ好き放題やらかしたり言ってのけたりしてたと思うのに、こいつはちっとも満足してないのかよ。
てなことを考えながらも、何故か俺はハルヒを背中から抱くと、その場にあったパイプ椅子に腰を下ろした。
「ちょ、ちょっと……キョン?」
「動くな。じっとしてろ。今は緊急事態だからお互いに少しでも体温を逃がさないようにするだけだ。勿論疚しいことなんて何も考えてないぞ」
「あ、当たり前でしょ、このエロキョン!」
「って、だから動くなって……ハルヒ?」
「どうせならこの方が体温逃げないでしょ?」
ハルヒは身体の向きを変えると太股に跨るような格好で、俺の首に抱きついてきた。
「あくまでも緊急事態なんだし、恥ずかしいとか言ってらんないでしょ? 言っておくけど、妙なこと考えたりしたら承知しないんだから!」
ああ、確かにその通りだ……なんだが……その、なんというか、正直自信ない……色々と持て余してしまうかも知れん。
「確かこんな極限状況の場合って、男よりも女の方が生存確率って高いらしいじゃない?」
何かどこかで聞いたことがあるような気もするが、今の俺はそれどころじゃ……ってイカン、イカンぞ。鎮まれ、この煩悩の塊め!
「ちょっとキョン、聞いてる?」
ああ、そんなに余裕はないけどな。
「バカ、しっかりしなさいよ! あたしだけ助かって、あんたは……なんて、そんなの絶対にイヤよ、あたしは」
「……ハルヒ?」
「さっきも言ったでしょ……『肝心なこと』を言ってないって」
ハルヒの顔が俺に触れる。とっくに皮膚の感覚は失われていると思ったのだが、ハルヒの真っ赤頬はその色が示すかのように熱く感じられた。
「だから……二人で……二人とも……助からないと、意味ないのよ」
俺は既にまともに動かなくなっている手を無理矢理動かしてハルヒの頭を抱えた。ハルヒは俺に圧し掛かった状態でぐったりしている。余計に体力を消耗しないように敢えてそうしているのか、それとも……、
「おい、ハルヒ?」
「ごめん……キョン……何だか……とっても眠たく……なってきちゃって……」
こういう場合、眠っちまうのはマズイらしいのだが、どういう理由だからなんだっけ? 確か睡眠中は体温が低下とか……ってヤバイ、俺も意識が朦朧としてきた。
「キョン……お願い……せめて、あんただけでも……」
「……アホか……お前がさっき言ったんだろ……二人とも……助からないと……意味、ないんだって……」
余りに意識が朦朧としていたせいなのだろう――俺は、目を閉じると、ハルヒの唇に……。
「――おや、気が付きましたか?」
ってここは一体……ベッドの上らしいが……どこなんだ? それに……古泉?
「ここは保健室ですよ。つい先程、長門さんが部室内に侵入を果たして、お二人を救出することができたというわけです」
二人……ってことは、
「ハルヒは?」
古泉が背後に振り返る――その先には、俺と同じようにベッドに横たわっているハルヒと、その手を握り締めてポロポロと涙を零している朝比奈さんの姿があったのだ。
「ぐすっ……涼宮さん……ほんとに……よかったです……ふえぇ……」
「凍傷および低体温の症状は特に散見されない。ただし、非常に危険な状態だった。当初の状況分析を誤り救助に手間取ったのはわたしのミス。……反省する」
って長門か。何を謝ることがあるんだ? お前が俺たちをこうして無事に助けてくれたんじゃないか。むしろお礼を言わなければならないのはこっちの方だぜ。
「…………」
ちなみに、例の冷蔵庫の魔法とやらはとっくに効果を失って元通りだそうだ。おまけに故障していた部分も長門によって修理されたらしい。アフターケアまで万全じゃないか。
さて、いつまでも居残ってるわけにもいかないので、俺たちはさっさと保健室から撤収した。
ああ、眠ったままのハルヒは――俺の背中だ。要するに俺はハルヒを家に送り届けてやらないといけないわけで――まあいいか。
そして、何故か俺がハルヒの家まで辿り着いた時点でもこいつは目を覚ますことはなく、お袋さんに事情を説明をするのに俺はたっぷりと冷汗をかいたのだった。
翌朝の教室にて。
「ねえキョン? 昨日のことだけど」
ほーら、おいでなすった。
「ああハルヒ、お前が部室で居眠りしたまま全然起きないから、俺が家までおんぶして送り届けてやったんだからな。なに、別に感謝しろとかそういうつもりはなくってだな……」
「違うわよ、バカ……ちょっと立って、あっち向きなさい!」
へっ? こう……って何故いきなり背中に抱きつくんだ、お前?
「うーん……やっぱり何か違うのよね。じゃあ、次はそこに座んなさい」
と、ハルヒは俺を座らせ、昨日の再現よろしく正面から跨るように俺の首元に抱きついてきた。途端に教室内で歓声が上がる。
「うん、やっぱりこの感じよね」
「おい……ハルヒ」
「なによ?」
「その……みんな見てるんだが」
次の瞬間、ハルヒは俺の頭を拳骨でブン殴ると、真っ赤な顔を机に伏せたまま一日中まともに聞き取れない文句をブツブツと呟き続けていたのだった。
しかし俺って――本件では丸っきり被害者だと思うんだがな、コンチクショウめ。
ここまでレス毎の容量ギリギリまで詰めたのは久しぶりなんかしら?
まあ、そういうのに囚われて内容は例によっていつものごとくアレなんですが。
そろそろ、ちゃんと考えて長編を書かないとダメだろうな~。
つーか、宿題もう諦めて別の書くか? orz

呪文吹いたw ハルヒが唱えると冗談ではすみませんね。
オチの光景を妄想して2828がwww
>猪様
コメントありがとうございます。
>>呪文
邪気眼ネタ大好きでごめんなさい。
とか言いながら反省はしてません<コラ
>>オチ
我ながらどーかとは思いましたが
まあいいか、と。
しかしキョンがウラヤマシス( ´・ω・`)