(´・ω・`)ノシ

自分でスレ立てして、中々前スレが埋まらないと焦るもんですが
それを見かねてやっちゃった~って感じの小ネタです。


 目を覚ました俺を待っていたのは、いつものように台所から聞こえてくるリズミカルな包丁の音とハルヒの鼻歌だった。

「あら、キョン。――おはよう。あんたが自分から起きてくるなんて、珍しいわね」
 特に変わった様子も見られないハルヒだった。だが、それが却って俺の罪悪感を募らせる。昨晩は売り言葉に買い言葉とはいえ酷い暴言をこいつにぶつけてしまったからな。
「ねえ、どうしたの?」
「ハルヒ……その、昨日はすまなかった」
 俺の言葉に首を傾げるハルヒ。
「昨日って――――ああ、あのこと。なら、あたしはもう気にしてないからあんたも忘れてちょうだい」
 さらりと言ってのけるハルヒだったが、俺は気不味さのあまりバカみたいにその場に立ち尽くしていた。
 そんな俺を見かねたのか、ハルヒは手を止めると寄り添って腰に腕を回してきた。
「こらキョン。いつまでも細かいことを気にしててもしょうがないじゃないの。あたしがいいって言ってるんだから――――ね」
 まるで包み込むようなハルヒの優しい抱擁に俺もつい抱き締め返してしまう。いかんな。こうなってしまうと俺はもうこいつに敵う気がしないんだ。
「あっ、なんなら……キョン、あたしの言うことを一つ聞きなさい。それでこの話はもうおしまいにしましょ」
 解ったよ。で、俺は何すればいいんだ?
「…………今すぐ――キス――してくれる?」
 ああ、お安い御用だ。って、そんなことでいいのか? なんていうか、その、いつもしてるわけだし。
「いいの! ――ほら、キョン」
 目を閉じて、俺に向かって唇を突き出すハルヒ。

 

 

 

 結局、その朝――俺たち二人は大遅刻するハメになってしまい――俺は後でハルヒから大目玉を食らうことになった。

 だってなあ…………あんな表情のハルヒを前にして、キスだけで済ませられるなんて芸当が、今の俺にできるわけ無いだろ?


我ながら崩壊してるなw
既に結婚してると歯止めが利かんのですよ、マジな話。




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